· 

座ると痛いお尻の痛み-坐骨神経痛か陰部神経痛か?

患者様(女性48才)の中には、7年間も椅子に座ると臀部や陰部に強い痛みを感じ整形外科、泌尿器科、婦人科、肛門科、心療内科を受診しましたが別段の異常なしですが強い痛みはある!

坐骨神経痛とは

まず、坐骨神経痛とは臀部から下肢にかけての疼痛症候群で、坐骨神経痛の主な原因はL4-5.S1-2の神経根に問題を発症し痛みとして現れる。 

陰部神経痛とは

陰部神経痛は、上仙骨神経根から出てくる神経で、坐骨神経の一部ではありません。陰部神経叢に何らかの問題が起き虚血性もしくはうっ血性の炎症が起き神経炎疼痛症を発症させるが、他の神経も同様に影響を受ける可能性があり、確定的な根拠は不明です。

経験的ではあるが、S1神経根症(仙骨神経根の圧迫)のようなものは、坐骨神経痛(坐骨神経圧迫)および陰部神経痛に関与する可能性がある。

陰部神経痛、坐骨神経痛以外からでるお尻(臀部痛)の痛み原因

椅子に座るとお尻に痛みが出て長時間座っていられない、車の運転、デスクワークに支障が出るなど多くの方が悩んでおられます。現状では坐骨神経痛や陰部神経痛の原因以外でお尻(臀部)に強い痛みが出ることが多くあります。

これらは、経験的な症例でありべての患者様に当てはまるものではありません。一部を参考にしてください。

坐骨神経痛や陰部神経痛の原因以外でお尻(臀部)に強い痛み

  1. 内転筋のトリガーポイントや筋膜の癒着
  2. ハムストリングのトリガーポイントや筋膜の癒着問題
  3. 過去に転倒などによる臀部の強打が原因の虚血性もしくはうっ血性の神経炎症が原因
  4. スポーツ外傷や強い連続運動による筋肉繊維損傷が原因
  5. O脚による股関節外旋六筋群・梨状筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋の収縮異常による痛み問題
  6. ハムストリング筋腱付着部炎、腱板はく離の後遺症
  7. O脚歩行による下肢筋肉アンバランスによる痛み原因
  8. 運動連鎖による筋肉の群発性疼痛症候群が原因などの様々な要因
  9. 腰椎分離症、腰椎すべり症による臀部神経障害
  10. 陰部神経痛の複合症状が以外と多く、上記の原因によって陰部神経を圧迫し陰部神経痛を引き起こす。陰部神経は骨盤の床筋に沿って、会陰部(恥骨と尾骨の間の皮膚)に分布する為に影響を受けやすい。
椅子に座ると痛いお尻(臀部)
複合症状の陰部神経痛

椅子に座ったら痛い、お尻痛みの対症法の一例

お尻(臀部)の痛み対症法はその症状によって異なりますが、一例としてよくあるケースで、2.ハムストリングのトリガーポイントや筋膜の癒着問題について一部対症治療法を紹介します。

ハムストリングの起始部、坐骨(坐骨結節)腱板の押圧刺激し筋肉線維の癒着部のはく離をおこない、坐骨付着部を押圧による痛みチェック、評価とします。デリケートな部位ですので治療回数を必要とします。

手技療法では、骨粗鬆症のことも考え負担の少ない仙腸関節調整、四肢関節、筋肉、柔らかい靭帯組織を弛緩させ、陰部神経の刺激を軽減するのに役立ています

手技療法の治療施術を説明

陰部神経痛、坐骨神経痛を含む一の手技療法の治療を説明連いたします。

基本施術は骨盤の調整、脊椎の調整により脳脊髄液を円滑に循環させ神経伝達能力を高め治癒能力をうながします。また、それに伴う四肢テクニックや他の治療法を取り入れ施術をおこないます。

脊柱の基にある仙腸関節の靭帯は、陰部神経が通過する靭帯と連続して、これらの関節の張力は、陰部神経の刺激に寄与する可能性があり、腰椎と臀部筋肉の中にも、神経を刺激するものもあります。

手技療法は、神経の過敏性を軽減、筋肉の緊張を緩和するのに役立ちます。