photo by MendMeShop
半腱様筋腱・薄筋腱・縫工筋腱は、脛骨の内側にまとまって付着しています。
この3つの腱を総称して鵞足(がそく)とよび、この部位に起こる炎症を鵞足滑液包炎と言います。
膝の内側から膝下にかけて痛む、膝の曲げ伸ばしたときに痛みがでやすい
ランニング時やジャンプ・サイドステップ動作などによって、脛骨内側部に痛みが出るようになります。
お仕事や運動時、膝が内側に入る動作や膝から下を外側にひねる動作による腱の摩擦炎症
半腱様筋腱・薄筋腱・縫工筋腱の付着部位、鵞足(がそく)の炎症です。
脛骨近位部の疲労骨折 内側側副靭帯炎
手技療法で痛みが軽減することは多く見られます。
【膝関節の調整】
1- 骨盤、仙腸関節の可動調節(骨盤調整)
2- 股関節矯正
3- 足関節のバランス
4- 膝関節の矯正
5- 下肢の筋肉バランス調整
上記の矯正、調整をおこない 膝の痛みを軽減させてます。
ときに一時的に痛みが消えても、時間の経過と共にまた痛みが再発することもあります。
特に女性の方はホルモン系の関係で骨密度が減少傾向にあります。
強い痛みが再発した場合変形性膝関節症の末期症状で変形が強く現れている場合があります。
痛みが消えても”定期的にケアー膝関節の調整”をしてあげることで快適な生活がおくれます。
現段階で変形性膝関節症の患者様も"定期的にケアー膝関節の調整"を行なうことで整形外科的手術をさけることが可能です。
鵞足滑液包炎(がそく かつえきほうえん)の治療法方は
変形性膝関節症の治療法 とほぼ同じです。
(変形性膝関節症リンク先を見てください)
お気軽ストレッチ:立って行なうことができます。
下の写真を参考に、片足を少し高い台の上に上げ、上半身を軽く前に倒します。
上げた脚の裏側がピーンと張ってきた感じがあると思います。約6-10秒のストレッチを3回行なってください。 軽い伸ばした感で十分効果があります。
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伸ばす(ストレッチ)刺激を入れたい筋肉ハムストリングスです。筋肉の位置を意識して軽く伸ばしてください。
1.床に座り、膝を曲げて横に開き、足の裏を合わせます。
2.ゆっくりと体を前に倒し、太ももの内側の筋肉を伸ばします。
3.手で足の甲を押さえたまま、両脚を広げて太ももの内側の筋肉を伸ばし、10秒間ストレッチを保持、5~10回繰り返し行う。
ストレッチ運動療法は、ハムストリングス、股関節内転筋群の伸展運動が有効です。
無理な運動で痛めた場合は、トレーニングメニュー変更や過剰なトレーニング規制が必要です。
また、無理な運動を続けると、内側半月板の障害、膝蓋軟骨軟化症を引き起こすこともあり注意が必要です。