腰椎-骨盤-股関節など連動運動をおこない合い、どこか一部の部位で損傷よる痛み、ゆがみが生じると連鎖運動の影響を最小限にとどめ合っていますが 、
オーバーワークが生じると腰の痛み、股関節大腿骨頭、寛骨臼の形成不全、腰椎の大腰筋に筋肉の緊張を誘発させ痛み足のしびれが発生します。
股関節の働きは、身体の体重や上半身を支え、足を動かし身体の移動を行い、二足歩行の機能を持っています。
軟骨組織で包まれ大きな可動域を持ち、歩く・走る・座るなどの動作が可能な多様型関節です。
股関節が正常にはたらき機能することが日常生活には欠かせません。
股関節は、骨盤の寛骨臼と大腿骨とのソケットとボール状の円滑タイプの関節です。
寛骨臼と大腿骨の両方が体重移動支点の部位のため厚く関節軟骨でおおわれ股関節での安定性を高めるため骨盤と大腿骨をつなぐ強靭な靭帯で補強されています。
股関節の痛みは、臀部に誘発痛を起こし、痛みの発生原因が特定しに難いことがあります。
また股関節バランスが狂うと骨盤(腸骨)が歪みをまねき腰椎の配列に不均衡を起こし腰痛症が臀部に痛みを発生させ痛みの根本原因を困惑させます。
股関節の痛みでお悩みの多くの方は、同時に腰痛の保持者でもあり、腰痛でも関わってくる、筋肉群に大腰筋があります。
大腰筋の筋肉萎縮により腰椎の前湾が強くなり分離症やすべり症、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状がでやすくなり、
この大腰筋が股関節の小転子に付着している為に股関節の痛み、鼠蹊部痛にも強く影響をあたえます。
大腰筋が小転子に付着している為、大腿骨頭上を通過している大腰筋の萎縮が強くなると大腿骨頭の上部間で摩擦炎症(股関節包炎)を起こし痛みがでやすくなります。
この症状ですと整形外科的検査で要因を確認し大腰筋の萎縮を解除することで痛みが解消されます。
腰椎の整体施術と骨盤矯正が「股関節の痛み」には、必要である事が理解できると思います。
股関節包が炎症お起こした場合は、無理のかかる運動を休んで関節を休ませることも必要になります。
腰痛症の「骨盤・腸骨」のゆがみが生じる⇒ 大腰筋が委縮すると⇒「股関節炎」がはじまり⇒ 腰椎が前湾を起こし⇒ 腸骨が傾く⇒ 腰椎椎間孔の神経を圧迫⇒腰痛が増す⇒ 臀部に神経的痛み出る、足のしびれ⇒ 炎症「股関節痛」がひどくなる⇒ トリガーポイントの圧痛点が多数現れる・・・⇒ 「慢性の股関節痛」の痛みがます。
骨盤、股関節周囲の筋緊張や腰椎からの神経障害で、股関節の正常可動域か失わられ靭帯、筋肉などの炎症や軟骨の損傷が痛みの原因につながります。
【注意】股関節痛の原因には、色々な要因が考えられます。スポーツなどでの外傷、リウマチや虚血壊死などの危険な場合も有ります。
骨粗鬆症が原因で股関節に痛みが出る事も考えられます。
※一度、整形外科での診察をお願い致します。
股関節痛の初期症状は、立ち上がる時や歩き始めに脚の付け根に痛みを感じ始め股関節痛の症状が進行すると持続痛や夜間痛になりやすいです。
生活面では、靴下が履きにくい、階段・段差の歩行に障害がでる、長く立っていられない、歩くのがつらいなど日常生活にも支障が出始めます。
女性の方が多く、その原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全などで育児時の発育障害の後遺症が主なものです。
最近では、女性の方が骨粗鬆症の原因で股関節痛に悩まれる方や使いすぎによる形成不全で痛みが出るケースが増えてきています。
股関節にある寛骨臼外縁の繊維軟骨で股関節唇が傷つくことを股関節唇損傷といいます。
「 無理を重ねると取り返しの付かないことになります 」
骨盤の臼蓋で股関節にかかる体重を受けますが、この臼蓋の深さが浅かったり、急峻な形状をしていたりすると体重を支えることができず、股関節の形成不全や強い痛みが現れます。
30代~40代の女性に多く、症状が悪化すると、変形性股関節症に進行していく場合もあります。
骨格のバランス調整が大切です。四肢、骨盤、胸郭などを整え、均等に腰椎から骨盤を通し股関節に体重を移動させパフォ-マンスを向上させます。
施術の一例として大腰筋施術を紹介いたします。腰痛症の方に多く持ち入ります。
その他の施術を使い、股関節の痛み、腰痛症を改善させます。仙腸関節の遊び可動が大切になります。股関節痛や腰痛でお困りの方は、一度お気軽にご相談ください。
股関節に痛みがでると日常の生活に支障をきたし、お買い物や運動ができなくなり場合によっては引きこもりつながる事もあります。
股関節に問題をお持ち方は、自己ケアーの一環として腸腰筋にストレッチを加えることで股関節の形成不全などの問題を改善させましょう。
また、股関節周辺の痛みは、腰からの痛みと誤解する事もありますので注意しないといけません。
股関節は歩く動作、階段の登り降り、スーポツではゴルフ、サッカー、野球のスイングなど股関節がスムーズに動かないと腰との動きが連動せず、スポーツ事態ができなくなります。
股関節の筋肉がこわばって動きが鈍ったり、筋肉に張りが感じられた時や股関節周辺の筋肉が衰えてきた時に痛みが出やすいです。
股関節の痛みを予防、改善するには、適度な運動と股関節周辺の筋肉を柔軟にし筋肉を鍛えておくことが大切です。
※ 両脚を開き 肩甲骨を膝につける気持ちで行なうこと
目標めやす:一日3回×30秒
■腰方形筋の起始・停止
起始-腸骨稜、腸腰靭帯付着
停止-第12肋骨、L1~L4の椎体の肋骨突起付着
■腰方形筋の神経支配
胸神経(T12)、腰神経(L1~L3)
■腰方形筋の主な働き
腰椎を屈曲する。第12肋骨を下制する。
※ 大腰筋は、股関節を伸展するようにすれば伸びます。
目標めやす:一日3回×30秒
■大腰筋の神経支配:腰神経叢及び大腿神経(L11~L4)
■大腰筋の主な働き:股関節を屈曲、外旋させる
大腰筋は、脊柱を支え股関節を屈曲、外旋する働きを補い、姿勢を正しく保つ為にも重要な筋肉です。
正しい運動と柔軟性を持たせることが大切です。無理のないストレッチ運動をおこない股関節痛、腰痛の予防、改善をはじめ『寝たきり防止』にもなります。
大腰筋の筋力により脊椎からの重力を仙骨➡腸骨➡股関節➡地球表面に重力を移動させます。正しく重力を移動させることで肩こり、腰痛症などの予防になります。
大腿直筋、腸腰筋の緊張が骨盤の前傾が大きく成り股関節の痛みや腰痛の原因になりますが、大腿直筋、腸腰筋この筋肉を緩めることが股関節の痛みなどの改善になります。
骨盤の傾斜角度で腰椎の前湾度に影響をあたえ、腰椎椎間板孔(L5-S1)が狭くなることで臀部、下肢へのしびれ、痛みが出やすくなります。
大腰筋(腸腰筋)の過緊張を解除することで健康維持につながります。
股関節痛と腰痛の痛みの部位が同じところがある為、痛みの原因を誤ると改善まで多くの時間を要することになります、注意が必要です。
腸骨筋、大腰筋を意識して軽く伸ばす習慣をつける事で『転倒防止』、『寝たきり防止』になり、二足歩行を行う人間に必要な運動です。