肩甲骨周囲の筋肉

肩甲骨は、上腕骨と鎖骨の両方に連結し、一緒に肩の複合体を形成された三角形の骨です。 肩甲骨はまた、様々な筋肉のためのアタッチメントポイントとして機能しています。回旋腱板の筋肉は、すべての肩甲骨に付着します。 

肩甲骨の形状

肩甲骨は、背側の肋骨第2~第8に接し筋肉で維持されています。平面骨でほぼ三角形状に形成され、▪肋骨面(前面)と背面の2面、▪内側縁、外側縁、上縁の3縁、▪上角、下角、外側角の3角を区別すます。

肩甲骨の形や動き
肩甲骨の形状

外側端に楕円形の関節窩が形成されており、関節下の上・下には関節状結節、関節下結節がありそれぞれ筋肉の起始部がある。上腕二頭筋長頭、上腕三頭筋長頭が付着しています。

関節窩の外方へ突き出している骨を肩峰と言います。肩峰の内側面で鎖骨と接触し関節面を形成し肩峰関節があり、肩甲骨は複雑な機能と関節の連携運動により構成されています。

肩関節:肩甲胸郭関節、肩鎖関節、第二肩鎖関節、肩甲上腕関節(上腕の上腕骨と連結)

また、肩甲切痕と関節窩の間から鈎状の烏口突起が前方に突き出しています。

肩甲骨の動きは、6方向あります。

【肩甲骨の動き】

  1. 「挙上」肩甲骨が胸郭に沿って上にあがる
  2. 「下制」逆に下にさがる
  3. 「内転」体の中心線に向かって動く
  4. 「外転」反対に体の中心線から外側に向かって動く
  5. 「上方回旋」肩甲骨が関節面を上に向けるように前後軸回りに回転する
  6. 「下方回旋」関節面を下に向けるように前後軸回りに回転する
肩甲胸郭関節の動き、機能
肩甲骨の動き
肩甲骨は6方向に動きます
肩甲骨の動き

肩甲骨を動かす筋肉

肩甲骨を動かす筋肉名称
「僧帽筋」「肩甲挙筋」「大菱形筋」「小菱形筋」
肩甲骨を動かす筋肉
「前鋸筋」「小胸筋」

肩甲骨周囲の筋肉は動物の進化の過程においては、おおきな影響をあたえ、今日に至っております。ホモサピエンスでは手を使う動作が多くなり、また起立の状態を維持し、腰への影響(腰症)も肩甲骨の可動域が関係しています。

肩甲胸郭関節の動き

主に胸鎖関節・肩鎖関節、肩甲骨と鎖骨の動き、肩甲胸郭関節が可動して動きをつくります。筋肉が必要な運動をサポートし、肩甲胸郭関節の最適な可動範囲のための運動を行います。 

筋肉バランスが崩れていると、肩甲骨の位置が歪みずれてしまい、腕の動きに支障(痛み)が出たり、体のゆがみ(肩こり、首の痛み)の原因になり色々な悪影響が出始めます。

肩甲骨の前面は、肋骨の上を滑ることができる様に薄い筋肉で、平滑な層になっており後部胸郭から分離されています。

肩甲胸郭関節の機能
肩甲胸郭関節

肩甲骨の後面には、肩甲骨の動きをつける為に多くの筋肉が付着部位があります。  肩甲骨の動きをサポートするために胸部や脊柱に多く付着し動きを助けています。これらの筋肉は斜めに配向し、その方向に骨の回旋運動と直線運動を生成しています。

肩甲胸郭関節機能
肩甲胸郭関節の動き

肩甲胸郭関節は、唯一の滑膜関節です。肩甲胸郭関節は手、首、肩および他の関連する部位の移動を可能にいろいろな筋肉や関節の結合点です。後部胸部肋骨の凸面と前肩甲骨の凹面は肩甲胸郭関節になります。

肩甲骨は、背中にある筋肉で固定されています。その筋肉は、「僧帽筋」「前鋸筋」「小胸筋」「肩甲挙筋」「大菱形筋」「小菱形筋」です。

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